巣板マニアのブログ

危ない奴と思われますが、刃物(主に包丁)と砥石(中でも戸前浅葱)を集めていますので、紹介していきたいと思います。

助八LABOで研ぎ講習2回目~貝塚訪問

連休後半の天気予報を見ると、何と3日、4日は涼しい!
早速助八さんにメールを送り、研ぎ講習のお願いをしました。
4日なら大丈夫という返事をいただき即決!
今行っておかないと、これからは助八LABOが助八鍛錬場並みに暑くなるようです。

まだ前回教えてもらったことが完全に身についてはいませんが、次は秋までチャンスがないということで、5月4日に2回目の研ぎ講習を受けてきました。

最初に手持ちの包丁を見てもらい、研ぎ方のアドバイスを受けました。
次に嫁が使っている異様に柔らかいステンレス包丁と異様に錆びる割込み包丁を何とか使えるように再生してもらうことになりました。
本日のメインは中屋平治さんの黒打ち三徳と國重刃物店の五寸半出刃の刃付けを教えてもらうことに、、、

中屋さんの三徳は先が細くて欠けやすかったので、鎬を少し上げて研ぎ抜き➕小刃付けを。前回の復習も兼ね助八さんの厳しい指導の下何とか完成しました。

次は裏押しもしていない新品の出刃です。助八さんから効率よく確実に裏押しができる方法を教えてもらい、その通りにすると簡単に均一な裏押しができました。
次にハマグリ刃にするという私の考えを覆し、助八流秘伝の出刃刃付けを伝授してもらいました。

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包丁の刃や柄を機械できれいに仕上げてもらい、楽しい話もそろそろ終了です。


家に帰った次の日、かなり大きな鯛を買って来てこの出刃でおろしました。
助八さんからこの刃で十分!とお墨付きをもらっていたので、思い切ってガンガン包丁を叩きつけたり、兜割りもいつもより多くの部位に切り分けました。

たしかに今まで使っていた刃付けより良く切れます!
兜割りもストレスなしにサクサク切れました。
しかし、、、硬い骨に叩きつけた刃元が一ヶ所だけ欠けてしまいました😭

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でもこれも想定内で、助八さんから次の段階の刃付けも教えてもらっていますので、時間のある時に追加します。

これからも助八チルドレンとして研ぎを続けていきたいと思います。