20年物の新しい柳刃包丁 田村山戸前浅葱仕上げ
昨日は神戸水道橋筋に買い物に行きました。
そこの魚屋さんでおいしそうなカンパチが売っていたので、腹側4分の1を買ったのですが・・・
この包丁は20年以上前に購入して寝かせていたもので、今では研ぎ師として有名な野村祥太郎さんの銘になっています。
当時から伝統工芸氏だったようですが、あまり有名でなかったので尺の柳刃にしては安かった(有名なものと比べて)のと、値段の割りにつくりが良かったことから衝動買いしてしまいました。
当時はまだ堺の鍛冶屋さんがたくさんあって、その中でも江指さんという方の作る包丁が好きで結構集めていたので、この包丁は寝かせていたと言うより家の隅にほったらかしにされていたという感じです。
研承の400→1000→3000→丸尾山白巣板、卵色巣板で傷取り→丸尾山敷内曇り、その後鋼のみ田村山戸前浅葱で仕上げてみました。
細かい傷が取りきれていないところはありますが、さすがに大人気の田村山で仕上げたら切れ味が良いですね!
今度は中山や大突の超硬水浅葱で仕上げてみたくなりました。
田村山仕上げの柳刃で切ったカンパチの刺身は身がコリコリとして油がのっていたので甘く最高に美味しく家族全員でが喜んでくれたのですが、写真を撮り忘れました・・・
やっぱり私は包丁と砥石以外はあまり興味がないようです。
おまけは酔心助八スペシャル柳刃と一緒シリーズ第2弾
一文字光秀小出刃です
青二鋼ですが、よく切れて永切れするので、釣りに行くときは重宝しています。