二本の青二鋼柳刃包丁~どちらも最高だと思います
でもどちらも使いやすいし、鋼の部分を叩いて出る音も同じくらい高いです。
本焼き並みの音の高さです。
右のほうは
土井敬次郎氏作の酔心疾風です。
左のほうは、
ご子息の土井逸夫氏作の堺孝行青二鋼です。
同じ疾風で比べるのが1番いいのでしょうが、逸夫氏の青二鋼はこれしか持っていないので別ランクの製品での比較になります。
私のレベルではタイとカツオの柵を切った限りではほとんど差はわかりませんでした。
イチボとヒウチの塊を切った時は逸夫氏作の方が少し抜けが悪かったように感じましたが、これは本刃付けをしていなかったため切り刃の厚さの差によるものだと思われます。
どちらも青二鋼のスッと入っていくような切れ込みは素晴らしく、大きな差は感じられませんでした。
偉大な先代と比べられる宿命を背負って頑張っておられる逸夫氏には、いつか堺一の鍛冶士と評価を得られるようになってほしいと思います。
今回、また土井逸夫氏のファンになってしまいました(^_^;)
以上はただの素人の切り比べですので、間違ったことを書いているかもしれません。