巣板マニアのブログ

危ない奴と思われますが、刃物(主に包丁)と砥石(中でも戸前浅葱)を集めていますので、紹介していきたいと思います。

久しぶりに洋包丁を研ぎました

少し前から合わせ包丁の刃境(霞)を巣板と敷内曇りだけでキレイに仕上げようと柳刃ばっかり研いでいました。

先日嫁に包丁を研いで欲しいと頼まれたのですが、、、

面倒くさいとも言えず、助八さんに頼むにしては変形がないし、、、

ということで、自分で研ぐことにしました。

3本持ってきたのですが、錆びやすい2本はあまり使われていません。

ステンレスの1本は少し研がないといけないかなというぐらいですが、日頃私の砥石、包丁集めに協力的なことに対するお礼として、天然砥石で仕上げました。

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上からミソノのUX10、ミソノのスウェーデン鋼、堺孝行の青二鋼で、錆びやすい下の2本はまだまだきれいです!

下の2本は、丸尾山の白巣板、戸前で研ぎ、中山の浅黄で小刃をつけました。

UX10は研承の1000、3000から丸尾山白巣板、中山八枚、千枚、これも中山浅黄で小刃をつけ、3本とも新聞紙を切って切れ味を確認し終了です。

できた包丁を嫁に渡すと、嬉しそうにトマトやタマネギを切っていました。

スウェーデン鋼や青二鋼も使えよと思ったのですが、、、多分あまり使わないでしょう。

これで7日の砥取屋さんの売り出しで思いきり買いまくっても大丈夫そうです。