自分の中でこれ!と思う仕上げ砥石はやっぱり中山浅黄
前回の日記で助八門下の兄弟子Outbackさんから、手持ちの仕上げ砥石の中でこれというものをUPせよというmissionをいただきまして、かなり悩んだのですがなんとか3本に絞ることができました。
1位 中山鉱山 水浅葱
一言で言えばオールマイティーな仕上げ砥石。
細かくよく下ろし、地を引くこともなく、研ぎ手を選ばない寛容さを持った水浅葱です。
地金、鋼共に明るい鏡面に仕上がります。
包丁、剃刀、鉋の仕上げに最適です。
弱点は値段の高さですね。
2位 正本山 水浅葱
研磨力もあり、目の細かさでは私の持っている砥石の中でもトップクラスです。
仕上がりはもちろん美しく、明るい鏡面に仕上がります。
但しこちらの砥石は少し油断をすると地を引くこともあり、丁寧に注意深く研ぐ必要があります。
そういう意味では研ぎ手を選ぶ砥石だと思います。
同率2位 正本山浅黄
この砥石も目が細かく、研磨力もあり大きさも充分です。
通常名倉なしでも十分仕上げ研ぎができます。
ヤマイチの名に恥じることのない研ぎやすいいい砥石です。
おまけ
今日問屋さんから頼んでいた青二本焼きふぐ引きが届きました。
夕食の準備で息子に魚を切らせてみたのですが、簡単にサーモンやタコ、イカなどが切れたようで気に入ってました。
手前の脂のよくのったアブラメやサーモンなども簡単に切っていました。