源泉正の柳刃と交換した堺孝行の出刃
昨日は、前回の日記で書いていた源泉正の柳刃と交換した堺孝行の5寸出刃を研いでいました。
約15cmの出刃なので完全に研ぎ抜いて、平面を作る練習をしようかとも思ったのですが、柔らかめの中砥石で地金を仕上げることにしました。
さすが堺孝行・・・最初から段刃である程度切れる刃がついていました。
裏押しもいい感じです。しかし・・・
画像ではわかりにくいですが、少し表側に曲がっています。
あまり気にせずに、研承の400番を当ててみると凹みが何ヶ所か出現!!
刃の黒幕320番で厚めの部分を結構落として面を平らにしようとしたのですが、刃元近くの陥凹は大きくて完全に平らにするためには更に地金、鋼を研ぎ減らさなければいけない状態でした。
そこはあきらめて、再び研承400番→研承1000番→地金は丸尾山の白巣板をあて、鋼の部分はシャプトンのグリーン→北山、小刃をつけて終了です。
刃元の凹みは、何度か研いでいるうちに浅くなってくるでしょう。
刃先のカーブのあたりは結構厚かったので、かなり減らしました。
これからはこの出刃を魚をおろすときにメインで使っていきたいと思います。
おまけ
前回交換した柳刃を1日限定で取り返してきました。
今日もう一度研ぎなおすと、結構いい感じに!
エクボもほとんど気になりません。
明日には返さないといけないんですが・・・