刃先の極小ハマグリ刃
明日はいつもの病院なので、注射の副作用で何日か包丁が研げなくなってしまうと思います。
そのため今日は朝から包丁の刃付けをしていました。
今好みの刃付けは、包丁の種類に関係なく(と言っても正夫、フグ引き、出刃、薄刃だけですが)切刃を直刃に研いで刃先に極小のハマグリ刃をつけるというものです。
多分一般に言われているハマグリ刃とは違うものだと考えています。
まずは白一鋼の酔心伝承正夫
画像ではわかりにくいですが、刃先に極小のハマグリ刃をつけています。
今回は硬めの奥殿天井巣板を使いました。
これによって刃先の切込みが良くなるだけでなく、切れ味が増して長切れするようになりました。
それにしても富樫さんの白一鋼は薄く研ぐとよくしなります。
これも画像ではわかりにくいかもしれませんが、切っ先が結構曲がっています。
指で曲げるともっと曲がるのですが、硬いところに押し当てるのはちょっと怖いですね。
友人のところから里帰りしてきたZDP189の本焼き出刃包丁です。
白一鋼を研いだ後でしたが、ZDPは本当に硬いです(^^;)
ダイヤの325→ダイヤの1000→シャプトン1000→シャプトン2000→シャプトン5000で終了です。
この出刃も直刃に極小ハマグリ刃を少し大きめにつけていますが、さすがZDP189という切れ味です(^^)/