中山カラスと大突超硬戸前浅黄
中山のカラス、硬めですが名倉がいるほどではありません。
硬めにしては研ぎやすく、地を引くこともありません。
砥ぎ感もよく、優等生の中山ですね。
刃鋼、地鋼ともに鏡面に仕上がります。
最近は新しく購入した砥石を使うことが多く、しばらくこのカラスは忘れていましたが改めて実力の高さを認識しました。
大突 戸前浅黄 超硬口
もともと大突戸前といえば大谷山と並ぶようなカチカチのものが多いのですが、この浅黄もかなり硬いです。
形は悪いのですが、慣れてくるとこのような形でもあまり気にならないで研ぐことができるようになります。
30、40型に比べると値段は格安になりますが、石自体は同じものなのでかなりお得です。
もちろん仕上がりは鏡面です。
刃鋼に比べると地鋼は少し暗い目ですが、きれいな鏡面ですね。
でも通常包丁では小刃をつけるくらいしか用途はないかもしれません。
私はこんな石が好きなので、切り刃全体に当てたりして楽しんでいますが・・・