奥殿卵色巣板と中山向ノ地町浅葱
浅黄→巣板マニアと砥石の名前でブログを開設しておりましたが、どちらかというと包丁に関する内容が多かったので、ここらで私の所有している砥石を紹介していきたいと思います。
鋼・地金ともに曇り～弱い鏡面の仕上がりです。
まず奥殿の卵色巣板大判
かなり厚くて重たいです・・・
奥殿の名にたがわず、硬いです！
研磨力はあまり強くありません。
重いし、研ぎ感もあまりよくないし、研磨力ももうひとつということで・・・
普段はケースの一番下にしまっています。
でも泣く子も黙る奥殿巣板ですからね。
次は、中山向ノ地町浅葱
少し硬い目ですが、研ぎやすいし砥ぎ感もなかなかのものです。
さすが中山ド真ん中という感じですね！
仕上がりですが、鋼は明るい鏡面、地金は明るい半鏡面です。
とても研ぎやすいのですが、この砥石10cm×10cmと小さいので、普段は大突や大谷山浅黄の名倉に使っています。
小さい刃物なら十分使えるのですが、尺の柳刃などはぜんぜん長さが足りませんので砥石には悪いですが、これからも名倉として使っていくと思います。
