堺伝統の霞研ぎ・・・をまねた簡易霞研ぎ
今日は少し時間があったのでお気に入りの土井さんのフグ引きを研ぎましたが、元が錆びだらけでかなり曲がって変形していたのでなかなか新品の包丁を研ぐようにはいきません。
鋼がしまっていてよく切れるだけに何だか包丁が不憫に思えて(._.)
普通に研いで刃を付けた後、堺伝統の霞研ぎを真似たナンチャッテ霞研ぎをやってみました。
まず平の部分に養生テープでマスキングをして、
作っていた奥殿の巣板粉をさらに乳鉢で10分以上スリスリ・・・
ここで微小なものでも硬いかけらが混じっていると、仕上がりが傷だらけになってしまいます。
後は巣板粉と少量の水を切り刃につけて消しゴムでひたすらこするのみです。
地金がうまく曇ると、今度は平の汚さがかえって目立ってしまいました(^^;)
次は平の部分を何とかしてあげたいですね。